2013年5月29日水曜日

今日話したやつ2

つづき

って今日話したんですけど、
新しい何かをつくるより既存の空間を生かしていくことが必要だと思いました。

・新しいものを建てて何かするとやってることがトリエンナーレと同じような気がする
→新しいものを置くような、ある種アート的な介入の仕方じゃない方がいいという方向性で進んでいるので
・例えば学校や空き家など、廃れていってしまうものを再生するのがこの課題のテーマでもある
→それを再生して守っていくことは地域の人(寿太郎さん、河合さん)も大切にしていること

そういうキーワードはたくさん出ていたので、アプローチしていくものは決めやすいと思います
棚田っぽいとこ、猪垣、小学校、天使の森、茅葺きの家など

あの案でやりたかったことは、
記録を保存しておく空間であること
その記録がだんだんと増え、見る度違う印象を持つ「変化」を伴う空間をつくりたい
こんな感じです。
書籍という記録ありきの空間ですが

一回作って完結じゃなくて、このゼミや地域の方、さらにはこのゼミの活動を知った他の誰かの意志を継ぐように、変化していってほしいと考えています。振り返ったときに、一つの沿革みたいな、歴史としてその空間を見れるような感覚。
言いたい事は伝わるでしょうか

ちょっと頭回ってないですが、明日水曜日は顔出せないので変な文で申し訳ないですが書かせて頂きました
もし、明日誰かのうちで作業するのであれば、早めに用事を切り上げて、そっち向かいますので連絡ください。
敷地模型はもう70%ほど完成しているので心配ないと思います。

惣坊がちょっと言ってたインドネシアのやつってモナスの事かな
一応、似たようなやつあるよという風に言われたので軽く調べましたwikipediaで申し訳ない
こっちは文字ではなくて絵ですね
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%8A%E3%82%B9
http://nobuyasu.blog72.fc2.com/blog-entry-693.html

珍田はあまり無理せずに
深くは聞けなかったけど、今はそちらの方が大切だと思う

藤村

今日話したやつ

今日みんなに見せた、空間のイメージスケッチ載せておきます
画像の向きがおかしいのと、スキャナーが使えなくてiphoneのカメラで取ったやつなので見にくいと思いますが、頑張って見てください






コンセプト、というかイメージとしては、まずモチーフは木(切り株)。
間伐材の話や、森林組合、小原さんなど、森林の問題にスポットを当ててきて、
木が持つシンボリックな要素やモニュメント的な部分に目をつけたときの、
人が集まる場としての木のような空間を想定します。

このゼミで一つ、文字で思いを表現するという案と方向性があがってきて、
それをダイレクトに示せる空間にして、そこで色々なイベントを行って活動をしたり
その活動の中で、文字に触れてもらおうという

文字を壁に刻み付けて、記念碑のようにこのゼミの活動を記すとともに
その活動を後で知った僕ら以外の別の人も、同じように額田に働きかけるとき、
文字は増え、その度にこの空間はまた厚みを増し、拡大していきます

トイレットペーパーの逆みたいに、ロールが増えていって、読める記録が増えていく
時が経つにつれてこの切り株は大きくなって、できることも増えていくような空間

続きます


2013年5月28日火曜日

珍田

今週は本当に申し訳ございません。
身内の不幸がありましたので今週のゼミは出れそうにありません。
明日水曜に顔を出しますので田原さんが提示してくださった議論が出来たら幸いです。

自分の真情をここに吐露してもいいのでしょうか...。

中間提出について

田原です。
先週の授業、今日までのブログを読んで、気になった点を幾つか書きます。

まず始めに、この授業の主旨は
「日本の抱える森林・環境問題、山村の過疎問題に対して、その現場に直接的なアプローチとして、建築・アート・ランドスケープなどを媒体としながら、地域に眠る文化的・経済的資源を活用した新たな地域活性化を最終的な目的とする」 
というものです。
それは、現実に額田という実社会において起きている森林問題・環境問題・山村過疎問題に対する具体的且つ、持続的な解決策を提案するということです。

単に、額田の人達を楽しませたい、額田の人達に感謝をしたい。それを表現したい。ということで終わってしまうものを、この授業で求めているわけではありません。
観念的なものではないということです。
また、「まずできることから」という単発的なスタートのみの行為でもありません。

あくまでも具体的且つ長期的なビジョンと、それに伴うシステム、そしてその為のモノの提案です。

この点だけは、もう一度、肝に銘じてください。

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その上で、皆が進めようとしている「書物」と「空間」という二つの柱について。

①「書物」
(ブログからの引用→「大事にしたい「額田の人たちを楽しませる」を柱に、言語、文字を媒体としたストレートな表現を、書物化することで記録する。」
 
とあるけど、これを単なる記録や表現で終わらせずに、更に一歩進めて、「額田の過去・現在を記録し、更には未来展望までもまとめた「一つのシナリオ」」のようなモノとして考えてください。

②「空間」
(ブログからの引用→「その記録から派生してくる印象や、文脈の中での額田「らしさ」なんかを、空間として立ち上げ(ステージやコミュニティスペース)、空間の持つ力によってそれを伝えていく。」
 
これも、「額田らしさが伝わる空間」という、あくまでも観念的な印象が拭えません。
より具体的に、上記のシナリオと連動するような形で、「額田の過去・現在を踏まえながら、更に未来への提案が盛り込まれた空間」として考えてください。
 
 
 
 
以上です。
先週の金曜日に話したことと、大きく変更はありません。
新しいことでもありません。
悩みと議論は必要だけど、限られた時間の中では、とにかく手を動かさなくては前に進まないのです。
 
今週の金曜日には、①敷地模型 ②シナリオのたたき ③空間の下地模型(小学校や猪垣など既存空間の簡易模型)④提案空間のアイデアスケッチ 
を提出してください。

全ての提出物は、グループとして提出です。
個人個人の提出ではないので、しっかりと共有してください。
 

アートとは -何をすべきか-

先週の授業をふまえて、まず顧みたこと。

個人的には、言葉で説明してはいないが何か感じさせる力をもっているという点で、アートを観る感覚は自然を眺めるそれと似ていて、地域の人々の心を動かすには最初にアート的なものを見ることで自発的な感情や意識を生ませるのがよいのでは、と考えていました。
そのようなアプローチのしかたも一つではあると思います。

しかし、今回額田を訪れて自分たちがしてきたのは、森の中に入って林業や人工林についてのお話を訊く、お酒を飲みながらそこに住んでいらっしゃる人たちの額田への思いを伺う、額田でとれた食材を使った料理をいただく、といったことであり、それはむこうの人たちにとっては、直接的な言葉の投げかけであり、味覚という比較的共感のしやすい感覚をもってしてのメッセージでした。

こうした待遇を受けたことを振り返って考え直してみると、こちらからのアプローチにも額田の人たちに対象を向けたもっと直接的なメッセージをもたせることが必要なのかなという気がしました。
というのは、自然というのは文字通り誰のためにあるというような方向性がなく、アートが自然に似ているものとするならば、“言葉を用いないブツ”をつくったとしても、額田の人たちのためという意味が霞んでしまうから。

しかしそもそもアートというのは人のつくるものすべてを指すのだと思うので、そこに言葉をもたせるかもたせないか(自分のなかではハードなものかソフトなものかという位置づけをしていた)という論点は少なくともこの時点では不要だったというか、アートをつくるうえで持ち込む観念ではなかったです。
なので今はどういう形式でつくりあげるかではなく、いかに額田の人たちのためという意味をもたせていくかという観点から再スタートしていきたいと思っています。
個人的には、「額田の過去・現在・未来」をテーマに、実現できそうであればスケールの大きなこともたくさん取り入れていきたいです。

とりあえず時間に迫られてきたので、適度にまとめながら思いつくことをどんどん織り交ぜていきましょう。あとは模型もだいぶ進んできたようですがこちらも全力で!(すいません、まだあまり参加できてないです><)

明るい気持ちでがんばっていきましょう。


投稿者:朝型人間・山口

2013年5月27日月曜日

今言葉が出てこないです。

 投稿者: 惣坊航

追記、
 昨日携帯を破損してしまいました。
連絡はGメールで確認します。
少し反応が遅くなります。

あと、火曜,水曜はおそらく学校に来れないです。
もし来れたら、ゼミ室に行きます。


惣坊

2013年5月26日日曜日

5月25日

土曜日担当藤村です。また更新が遅れてしまいました。すみません。
言い訳します。昨日終電で家に帰って鍵を開けたら、チェーンまでされていました。
うちの親が、僕が帰らないものと思ってかけたようです。
家に入れないので、一晩近所を散歩して、朝帰って変な時間まで爆睡していました。
まあそれはどうでもいいです。

先週は今までと比べて作業と議論のペースも上がったように感じました。
一応土曜の夜時点での敷地模型の様子です。
4面あるうちのどの面も切り分けを開始しました。完成率40%といったところでしょうか。
半日でここまで進んだので、中間講評までには敷地は完成すると思います。



そして大事なのが、これからの方向性。
寝坊してしまいましたが、後で話を聞きました。僕も大体同じ意見です。

大事にしたい「額田の人たちを楽しませる」を柱に、言語、文字を媒体としたストレートな表現を、書物化することで記録する。
さらにその記録から派生してくる印象や、文脈の中での額田「らしさ」なんかを、空間として立ち上げ(ステージやコミュニティスペース)、空間の持つ力によってそれを伝えていく。
ここでの空間は、ある種「記念碑」的な感覚に近いとも思います。
そして、もしかしたらその記録に触れた人たちが、このゼミが終わった後も額田に働きかけて、額田プロジェクトとして後世に活動を残したり伝えたりするようになれば、素晴らしいなあとも思いました。そこまで提案できるかは分かりませんが。

思っているのは、「書物」と「空間」を分けて提案することに対しては少し抵抗があるというか
単純な話、完成物が2種類あるのは違うかなという気もしてます。

書物、というか文字には、感情や感覚に一番近い部分があって、形のない曖昧なものをストレートに伝えられる媒体と考えています。
一方、空間は印象に近くて、はっきりとしたものを伝えられなくても、確かに強さを持ちうる。
二つのいいところを寄り合わせて提示できないかと考えてます。まだ形になっていないので、良さそうな案だったら発表します。
今週は中間講評頑張りましょう。


2013年5月24日金曜日

5月24日ゼミ日

なぜか文が消えたので今さらながら。
自分たちは1週間、前回のゼミで言われたことをしっかりと取り組むようにした。
それはみんなで集まることだとか考えを共有するといったことから。
そして土屋先生に言われた視覚以外のことをじっくりと考えた。
額田で感じた五感を使っての額田をみんなで共有し、身体感覚や五感が
どう影響するのかをそれぞれの体験で持って議論させた。
身体感覚にも時間的な感覚もあるし心の感じ方もある。
視界にとらわれないという認識もみんなが共有できたはずだった。
しかし五感を際立たせるとなって、いざそれをスケッチという形に
落とし込む際の時間が圧倒的に足りなかったため
ゼミで先生たちにお見せしたものは1週間の共有できた部分が
抜け落ちて五感という言葉だけのものになってしまったと感じる。
だれのためにやるのか。
自分たちの中に当たり前に額田のためという認識があったのに
土屋先生に問われた際、そこに自信がなかったから答えられなかったのだと
今さらながら分かった。
芯を持つこと。今のままではカオスのままで秩序を持たせるのが重要なこと。
ゼミ後
田原さん含めてゼミのみんなで話し合い、
そして田原さんに頼ってしまった面があるが
今までの議論から整理してまとめ順序立てていくことによって
一気に話が進んだと感じる。
今までは点と点がつながらずポンポンと出ていたのをくっつけていただけだったのが
単語と単語がストーリーでつながり、大きなスケールへと展開できる。
自分たちが今一度、この課題を再認識できた。

お疲れ!

5月23日(木)



 模型制作が進んだ。厚み7㎜のスチレンペーパーをカッターでは奇麗に切れず、スタイロカッターだとサイズが大きいから困難であった。

22日と23日で出たキーワード

額田で視覚以外で感じたことが、皆から聞けました。
視覚に頼りすぎ
感覚に異常状態
視覚を消した時でも感じる額田らしさ
五感のどれかを消しても、感じる固有性
とりあえず、みんなから出てたキーワード(森林、間伐、空き家、猪垣にアプローチすること)

課題文をもう一度確認

建築、アート、ランドスケープなどを媒体としながら、地域に眠る文化的・経済的資源を活用した新たな地域活性化を最終的な目的とする。







2013年5月23日木曜日

"あいだ"の話   【遠矢】

銀座生まれ、銀座育ちの、遠矢です。

今日はMice Paradeというアーティストのライブに行ってきました。
演奏が進むにつれて空気が柔らかくなり、徐々に昂揚していくのが感じられるライブ空間はたまらないですね。
身体をうねらせ、リズムを刻み、音楽に混ざっていく。観客一人一人が身体を揺らしている姿は、儀式や祈りにつながるのではないか。なんて考えていました。





















さて、課題の話。
ゼミ室が活発に動き出したことで、話し合いも活性化してきたように思っています。いい感じだね。
ただ、今日のブログを書いている途中でヒントが生まれた気がするから、今日は書けないです。もうちょっとで具体化されるだろうから、そうしたらブログに書きます。
ごめん。ふざけてないよ。笑
明日は11時ぐらいから15時まで学校います。
みんなはなそう。

2013年5月21日火曜日

昨日の飲み終電ギリギリだったね。。

荒井です。。

模型の土台は明日の午前中に800×800にしておきます。。グッチがスチペを受け取ってくれるらしいので、オリジナルの図面をトレースしたらきる作業に取り掛かりましょう。

額田に行って視覚以外の情報で感じた事から展開できそうだが、まだ深く掘った話ができていないので音や匂い、触覚などテーマを絞ってディスカッションしていきましょう。。また、僕らが感じた事や思った事から、課題発見をしていき的を絞っていけたらいいと思います。何をしていいかわからない状況になっているが、僕らが何をしたいかをはっきりさせていって方向性を統一できたらと思います。答えを求めようするのではなく、課題を発見しプロセスを積み上げていきたいです。。。

額田に住んでいる人たちの視点ではなく、僕らの視点で僕らにできる事をやりたいです。

共有するということ

(昨日はゼミ飲み等で書く時間を逃してしまったので、今日書きます)


先週の授業では、それまでの一週間の成果物をほとんど出せず、グループとしてどうあるべきかを考え直さざるをえない状況でした。
全員が集まれる日がなかったというのもありますが(それも完全な言い訳)、結局のところ、お互いのアイディアや気持ちをしっかり共有できていなかった、理解しているつもりでも掘り下げが甘く、どこか表面だけ感じ取って鵜呑みにしているところがあったのかなと感じられました。
そのために課題の構成が思うように進まず、グループ全体のモチベーションが落ちていたのだと思います。

もうひとつ、授業後の惣坊の言葉から生じた、お互いアイディア出しはするものそれが果たして本当に自分が実行したいことなのか、という観点。
それはたしかにあまり兼ね合わせて考えていなかったのかも。
でもこのような観点からより率直な見方をすることができるようにはなったと思います。
共有とは、各々の素直な気持ちまでを伝え、相手のほうはそこまで掘り下げて掴み取ろうとする、それが合わさったときに成立するものなのだと、理解することができました。

個人的には以前より、地元の人々にとっても外部の自分たちにとっても良いことにつながるような関わり方をしたいとは思っているのですが、しかしそれで果たして地元はどうなるのだろうか、その結果本当に幸せが訪れるのだろうか、またそれが本当に自分のやりたいことなのか、
このような問いとそれに対する答えという精製作業のなかで、見えないウソを削ぎ落とし、リアリティーそのものの質を高めていく(よくわかりませんね笑)ようにしながら、最終成果物を出したいなと思っています。


具体性を帯びた内容がまったくありませんが...、以上!



投稿者:二日酔いの山口

2013年5月20日月曜日

無題

惣坊昨日はバイトでした。

額田の事は頭から飛んでいたような。
たまに額田のことを考えたりしたような、
でもそれはあくまで課題だから?かな?

ああでも、トラックに乗っているときに寿太郎さんに話を聴きたいなと想ったような。



あとやっぱり、青空がいいですね、
今日は曇りで、やはり青空がいいなと感じています。

投稿者:惣坊

資料    【遠矢】

http://www.archdaily.com/101260/ad-classics-church-of-the-light-tadao-ando/
http://www.archdaily.com/196360/light-thread-eastern-design-office-kawaguchi-engineers/
http://www.dezeen.com/2012/10/24/arcades-by-troika/
http://www.dezeen.com/2013/02/08/light-touch-installation-by-haptic/
http://www.dezeen.com/2013/05/09/marine-light-by-nir-meiri/
http://joshspear.com/blog/tobira-onsen-myojinkan

2013年5月18日土曜日

5月18日

土曜日担当、藤村です

今日は今までとは違い感覚や感情のキーワードが出てきました。
それについて少し思う事があったので書きます。

僕は3年次に土屋ゼミを選択していて、東京散歩のテーマであった「記憶」という言葉にすごく惹かれていました。
当時、土屋先生にこれを読めと勧められた本があります。
港千尋という写真評論家で、記憶について写真やイメージという観点から研究をされている方で
僕はあまり学術書は読まないのですが、初めてこの人おもしれえと思いました。

港さんは、記憶について
「頭の引き出しの中に保存してあるイメージのことではなく、現在の感覚や感情によって移り変わっていくもの」
という書き方をしています。
つまり、はっきりと文脈で完成されたものではなく、頭の中のふわふわとしたキーワードや映像が、その時その時で違う連結のされ方をするから、変化していくものだということでしょうか。
自分の中にある記憶でも、時間が経つと違って見えたりするわけです。

僕たちが額田で見たものに対する印象や感情は、必ずしも他の人も同じ感じ方をするわけではなくて、だからこそ感覚論は人によって全く違っていて面白いのだと思います。
こういう話をしていくと、みんな違った感じ方の話をするからまとまらないんだけれども、
その中にも一つ軸が見えてくると、その軸の部分で地元の人の共感に繋がったりしておもしろくなるんじゃないかと思います。
たとえば空間を立ち上げて、価値観の差異を利用して人を楽しませるとか。
みんなに同じ印象を与えようとするだけのものもいいけど、こういう方向性もありなんじゃないかとか思いました。よくわかりませんが。

あと、甲谷と珍田が、模型用の図面を印刷してくれました。

印刷の関係で、ちょっとだけズレてる箇所があるんですけど、これで作業できます。
月曜からまた頑張りましょう。

藤村

額田までの交通費精算の件

藤村です。
今日集めた額田までの交通費の精算の件を一応

田原さん立て替え分 ¥16,450
遠矢立て替え分 ¥21,530
全額合計 ¥37,980

ゼミ生7人(荒井、惣坊、珍田、甲谷、遠矢、山口、藤村)+田原さん+安達さん=計9人
9人×2(往復なので)ー2(山口、藤村が片道のみのため)=16

合計37,980÷16≒2400
で、一人¥4,800(山口藤村は¥2,400)

今日お金をもらっていない惣坊と珍田は明日、
できればおつりの出ないように4,800お願いします。

これで計算が合いました。以上報告です


これから発生するお金はゼミ費で賄います。
今日甲谷からは貰いましたが、みんな出せるときでいいので、4000円お願いします。
後でそっちの方が計算が楽だと思うので。
あと、ものを買ったら、忘れないようにゼミ室のパソコンの家計簿につけといてください。
ご協力をお願いします。僕はあまり頭が良くないことが今日この計算をしてて分かりました。

それと、明日の集まりですが、また企業の方にプレゼンする作品を制作したいので、
少しだけ遅れていきます。申し訳ない。
明日も頑張りましょう。

会計係藤村

2013年5月17日金曜日

ゼミ


 
今週は全員そろって議論をすることができなかった。
そのため来ていて集まっていた人たちもあまり議論が進まず
物の根幹となるなぜのそれをやりたいかの部分があまり共有できていなかったため
話の内容が前回のゼミと同じくそれぞれが自分の意見を言うだけになってしまっていて
グループ制作の取り組みだということを分かっていなかったと思う。
それを土屋先生などに指摘され自分たちが今一度全員で意見し
その根幹となるものが何なのかを共有しようと話し合いました。
今週からはみんなが出れない日を聞くのではなく空いている
時間を聞きその情報を共有することによって
その日は誰と誰が来れるからこういう話ができる一人だけでも
帰ってしまうのではなくセルフエディケーションをすることを決めました。
今後は自分がみんなの1週間のスケジュールを聞き
メーリスとブログのトップに1週間ごとのスケジュールを乗せようと思います。
 

参考までに

今年2月に個人的に活動した「アートサイト八郷2013」の茨城新聞による紹介記事・動画です。
http://www.ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13615334927204
http://www.youtube.com/watch?v=GE6s7uRPXFY

茨城県石岡市八郷で、この地域にある竹、茅、藁といった素材を用い、地元の方々にこれらの加工技術を教えていただきながら建築学科(一部デ情)の学生が作品をつくり、八郷の風景の中で展示。展示期間中は多くの方にお越しいただき、地域の活性化とともに新たなコミュニティーの場の形成となった。


額田においてもこのようなかたちで、片方が主導権をもって活動をするのではなく、地域の人々にとっても学生にとってもうれしいことにつながるような関わり方で、お互いに協力し合って何かをつくりあげるという方向性で考えていきたいと個人的には思っています。



投稿者:山口

2013年5月16日木曜日

追加資料   【遠矢】

この前の資料だと分かりにくかったので追加です。

このようなポスターや新聞を作成し、展示会を開催しています。
大きな変化や解決策ではないけれど、地元の人々が集まる場を確実に作り出せています。

http://vanotica.net/hamap1/05.html
http://vanotica.net/kamip1/05.html
http://vanotica.net/kuwap1/05.html
http://vanotica.net/takap1/05.html
http://vanotica.net/komop3/05.html

おつかれさまです

昨日ブログを書けなかったので今日

模型の件
惣坊の模型に対する提案に賛成です。
あと卓が、ゼミ室を整理整頓してくれたおかげで、とても使いやすくなりました。

 額田に行ったときにもらった資料の中に、森の健康診断 学ぼうという新聞記事がありました。矢作川流域のヒノキやスギの人工林の調査に状態を調べるもので、森に関する知識が全くない人でも参加できるプログラムになっている。
 自分自身木を間伐した経験がなく、このようなプログラムによって、森林に対する考え方が変わるかもしれない。間伐不足は全国的に問題にされているが、行政が各地域の実態をつかんでいないケースが多いようだ。民間主導のこうした取り組みによって行政や地域の人を巻き込むことができれば、解決に繋がるはずである。
 珍田の意見にもあったが、行政を巻き込んで額田にアプローチできたら、より効果的な取り組みになると思う。
 昨日テレビ東京のWBSで、地域ブランド立ち上げに関するニュース出ていた。
 もともと、塗装の技術をもった工場が多くある地域に、外部から自転車のブランドを立ち上げ、サイクリングを通して地域住民の繋がりをつくっていた。地域の強みを活かし、そこに新たな風が吹き込まれることで、今までにないものが化学反応的に生まれている。このような動きが地域活性の糸口になれば

 

vanotica   【遠矢】

みんなに目を通してもらいたい資料です。
僕が自主ゼミで参加しているSFCのゼミの情報なんだけれど、今回の課題に通じるものがあると思う。


加藤先生のゼミでは、ある場所、土地に行って、そこに住まう人々のポスターを作ることや、かわらばんという新聞を作ることを主な活動にしています。
美大の制作とはまた違っているけれど、場所に対する眼差しは共有できていると思う。
是非見てみて。

小原さんへ   【遠矢】

こんばんは。
遠矢です。

今週はゼミにあまり参加できなくて申し訳ない。
小原さんへのレポートだけれど、もう一個のゼミのメーリスに流してしまってました。
力んで書くと言っていたのにすまない。
みんなにも読んでもらいたいからブログに載せます。




小原さん、こんにちは。

レポートという形式だとすこし書きにくいので、額田で出会った小原さんや、清水さん、寿太郎さん、太田さん、みなさんの顔を思い出しながら手紙のように筆を進めたいと思います。

額田滞在から三週間ほど経ちました。
額田で感じたほてりのような熱気はだんだんと冷めてきて、皆が冷静な姿勢で額田を考えられているように感じられます。

東京に戻ってきてからの一週間は喧嘩のようでした。ゼミ生各々が額田で感じ取ったことが各々違っていたので、それをまとめあげていくことが出来ませんでした。
小原さんから伺ったお話、市役所の方のお話、地元の方々のお話。どのお話も興味深く勉強になったのですが、立場も違えばスケール感も違うすべてを吸収しようとしすぎてしまい、ゼミ生内で消化不良を起こしてしまっていたように思っています。
お互いがお互いの言葉のスケール感の違いを理解し、尊重するのにすこしの時間が必要でした。

今ではゼミ生みんなが同じスケールを共有できているように思います。そして、そのなかでキーワードとなる言葉が浮かび上がってきました。
“人工林”、”猪垣”、”寿太郎さん”
この三つが大きなキーワードであり、今後の柱になるのではないかと、僕自身は感じています。

林業、人工林の現状は、天使の森を案内していただくことで垣間みることができました。
日本の林業は僕らが思っている以上に、危機的状況に追い込まれているということを認識しました。そして、林業の危機的状況を伝えることに主眼を置きたいと考えているゼミ生もいます。珍田がその一人です。
彼は人工林の状況を視覚的に訴えることのできるアート作品を作り出し、行政からの補助金を導入したいと、最初のアイディア出しのときに言っていました。スケールは大きいですが、取り組みがいのあるアイディアだと思っています。
この次の意見は僕個人の感想です。健康な森がどういったものなのかを知らないので、天使の森を”自然ではない人工林”としてではなく、”シンプルな木々の要素で構成されている空間”と感じました。そしてその空間は美しく、厳かさも持ち合わせていました。
森や木々のことを深く知っている人々にとっての問題点が、何も知らない美大生にとっては美しいものに感じられる。この認識の”ずれ”は、上手く掘り下げていけばとても面白いものになると思います。

次のキーワードは猪垣です。
額田滞在中に僕らがもっとも長く時間を過ごしたのは猪垣周辺でした。僕らの意識が猪垣に注がれたのは、地元の人々の猪垣への思いを感じ取ったからのような気がしています。万足平を考える会の活動を聞くにつれて、僕自身の猪垣への思いも強まりました。
東京で行われる保存活動などはどうしても規模が大きくなってしまうため、活動に携わっている人が見えにくい印象があります。しかし、額田の猪垣を保存しようと考えている皆さんの表情はくっきり見えてきました。地方の小さな活動だからと切り捨てて考えてしまうのも簡単ですが、土地や場所のことを深く考えることが出来る、素敵な活動だと感じています。
しかし、万足平を考える会会長の河合さんに、「猪垣と猪垣を守ろうとする活動は素晴らしいですね」とお伝えしたときに、「本当かい?年寄りの小さな活動なのに、若い人がそう言ってくれるのはうれしいね」と漏らされました。
その言葉を聞いて少しの違和感と、悲しさを覚えました。
自分の生まれ育った土地を愛し、土地の魅力を残そうとする行動に、とても強い憧れがあります。けれど、失礼な言い方をするのであれば、その活動を卑下したような発言をしてしまうのはどこか寂しいです。
土地を愛し、土地のための活動がもっと誇り高くなってほしい。二十三の若造ながら、そう強く願っています。そして、その思いはゼミ生の藤村、甲谷と共有できていると思っています。

最後は寿太郎さんです。
額田滞在二日目に、廃校となった大雨川小学校で寿太郎さんとお会いしました。
身振り手振りや擬音語を歌うように用いて熱心に喋る姿には、明るいエネルギーが満ちていました。その姿に圧倒されて、ゼミ生は言葉を挟むことも出来なかったです。
自分のなかの思いをあそこまで力強く言葉に乗せられる人は少ないでしょう。
「丸太に縦ズミを入れるのは簡単なんだよ。はじっこ持ってピッと打てば大丈夫だろう。横ズミが難しいんだ。こうやって指先で糸をキリキリキリっと捩って、ビシッと放つんだよ」
気持ちのよい昔話が耳に残っています。
そんな寿太郎さんに惹かれ、惣坊が寿太郎さんの顔をスケッチしていたのも、印象に残っています。「額田に住む人に興味がある。人に焦点を当てたい」と惣坊は言っていました。
また、寿太郎さんはクレバーな方でした。
寿太郎さんのアイディアでは、今までは大雨川小学校で水車小屋やロッジハウスをつくったけれど、廃校になった小学校を拠点にイベントをひらけばいいと思っているそうです。
そのアイディアは、荒井の”廃校を拠点に地元の人が集まれる場所を作りたい”といった意見や、山口の”廃屋を利用して地元の人に集まってもらいたい”と言ったアイディアと合わせて膨らませていくと面白いと思っています。

このような大きな枠組みですが、ゼミ生の意見が混ざりあってきています。
個人の課題とは異なった頭と身体の動かしかたなので悪戦苦闘はありますが、仲間意識を感じています。
そして、額田の皆さんに恥ずかしくない提出が出来るように奮闘したいです。

長々となってしまいましたが、額田滞在中はお世話になりました。地元の方々の顔がお一人ずつ見える距離感で滞在でき、うれしく思っています。
また是非額田に伺わせてください。
失礼します。

2013年5月14日火曜日

模型について

こんばんは。
惣坊です。

今日グッチと話していて模型を造るなら、正方形(一辺約6km)で万足平と大雨川小、天使の森が入る範囲でどうかと考えました。
それを3000分の1にすればだいたい三六板が2枚でいけます。
確か3000分の1で10センチ以上の起伏がでるはずです。

皆集まった時に詳しく話しましょう。

僕の意見は、3週間位模型を囲んで、雑談や議論をしながら少しずつ造っていけば、模型を造りながら何か出て来たりまとまったりするかも、と思います。どうでしょうか?


惣坊

ゼミについて

 荒井卓です。

 みんな学校に居る時間帯が異なるため、どうしても不満や何かしらのストレスを感じてしまっているように感じます。俺もしかり。。。そこで、ゼミ室を使いやすくすれば自然とみんなが利用するようになり、顔を合わせる機会も増えると思います。

 俺なりに居やすい環境を作っちゃうんで、要望があれば言ってください。

現地調査~報告会 感想

おはようございます、月曜担当のぐっち、こと山口です。

本ブログ初投稿でちょっとばかし悩んでおりますが、できるだけ率直に、内容を思うままに書こうと思います。


まずは先日額田へ現地調査に行った感想から。
岡崎市というのは愛知県内でも三河地方にかかるため、尾張側で育った自分にとってはあまり馴染みがなく、実際に額田の森や水田を目にしたときは新鮮な印象をもちました。
天使の森に足を踏み入って感じたのは、きちんと間伐がされ人間の手が行き届いている森というのは本当に美しくて、自然と人間がうまく付き合うことで生まれるものというのはその両者に対し幸せをもたらすのだということでした。
しかし逆もまた然り。自分はこれまで森林についてまともに考えたことがなかったのですが、やはり現地に入って場所ごとに比較してみると、状況がまるで違っていることを全身で感じ取れたような気がします。
夜、地元の人たちとの会合でお話を伺ったときにわかったのは、彼らが生まれ育った額田地区の中の集落に対する愛や彼らなりのそれぞれの額田での生活の楽しみ方がありつつも、林業の衰退や地域の過疎化といった問題に関しては対応しきれず“しかたがない”ような扱いになってしまっているということ。
とくに、各世帯が山の一部分を所有し代々相続しているのにそれがどこからどこまでなのかを把握していないとか、若い人たちがみな都市部に流れ、結果多くのの空き家が点在しているという話を聞いたときは、こちらとしても寂しくなりどうにかできたらなと思いました。

そして調査から2週間経ち今回の授業・報告会でしたが、多少間が空いてしまったせいもあり、みんなが各々の収穫物を完全に出しきれず共有できていないまま話を進めていたために、なかなかプロジェクトの先の展望が見えてこない状態に陥っていました。
それに先生方から指摘をいただき、今回の授業ではたくさんの額田での話や感じたことを共有したので、いずれにせよそれは今後大きく生かせられるかと思います。
それをふまえて今の個人的な、話を進める方法に対する見解を言うと、授業前までに話し合って出た、猪垣を灯す案や小学校・空き家を利用する案などもある程度ベースとしてストックしておきながら、それらをいったんは足元に置き、思考をリセットしてからまた別の視点で考えはじめる、というような方法をとってはどうかと考えています。

あと正直なところ、若干思考が堅いというか、ある意味真剣過ぎるような傾向になってきてはいないかなぁと感じていたりもするので、残された時間は決して多くはありませんが、もう少し日常会話に近い「ワールドカフェ」的雰囲気の話し合いをするのも必要かなと思います。
まぁ堅くなっている原因はだいたいそう言う僕にあるのかもしれませんが..笑
でも楽しくやりたいという気持ちは強くて、それはプロジェクトにおいても同じで、ストーリー性をもたせながら、いかに額田にとって自分たちにとって幸せなものにできるかは大切なことではないだろうかと思います。
そうはいっても現実のストーリーには終わりがないために、それをどこに求めるかは難しいところだし、もしかすると求められることではないのかもしれないですが...


結局本当に思うままなのか、書くのに時間がかかって(というか一度落ちました・・・)火曜朝になっておりますが 笑、とりあえず自分の内心はこんなところです。




投稿者:もうすぐ風邪が治る山口



2013年5月13日月曜日

雑記

こんばんは珍田です。
今日は別に自分の担当でもないのですが
明日夕方からの参加になってしまうため自らの考えを記載したいと思います。
額田へ行く前と行った後の感想はもちろん違います。
惣坊も言っていたようにまっさらな気持ちで額田を見たいというのは
私の中にもありました。しかしそうはいってもまっさらな気持ちで
いけるほど純粋ではないので、いろいろと額田でのことについて考えてしまっていた。
そしてついつい私は学外活動で現地に行って取り組むというので
昨年の源ゼミでのことを頭に入れて行動しようという気持ちでした。
実際のところは昨年は現地にトンネル間のパビリオン制作と言うある形を持って
明確な調査で現地に臨みました。そのときに思い知らされたのは
実測のやり方や手間取って思うように実測ができず現地に対しての調査も
多くできない結果でした。しかし今年は去年とは課題が違います。
課題に与えられた意図が違うのに昨年と同じような考えで行動しては
今年の土屋ゼミの額田での課題を本当に理解できないというのを
額田に来てゼミのみんなとの話し合いで分かりました。
額田に対してどのような提案ができるかまだみんな探り探りの状況の中で
いろいろな情報があったほうが額田をもっとよりよく知ることができる。
それは額田の歴史や現地での調査。聞いた話。
人によって感じ方も違うからそれによって又違った考えが生まれる可能性がある。
山口が間伐材を薪に使えたらいい。甲谷が言っていた木をブランド化できたらいい
森林に対してそれぞれの観点があった。そうしたなかで自分は間伐材を視覚化するという
アイデアを話した。自分で出したアイデアだが今回の課題に対しての問題だけではない
というのはアイデアの目的が国からの助成金にするという考えだったので
もちろん現実的ではないと分かっていたが、これを今回の課題に即してないから
切って捨てるのではなく、間伐材の問題は額田だけではないけど
その話の過程で話した助成金の話は猪垣にも適応できるかもしれない。
ぜまんじょ小学校や鳥川小学校には助成金がいっているから
猪垣や大雨川小学校に助成金がでるにはどうしたらいいかといった
話を広げる材料にしてほしい。



もう月曜日ですが

更新が遅れてすみません。
5月11日分、書かせて頂きます。土曜日担当藤村です。
先週は集まりにほとんど参加できずすみませんでした。おかげさまで作品が一段落つきました。
だらだら書いてたら長くなってしまいました。

金曜日、遠矢が帰った後の話は、
・間伐材の問題
・寿太郎さんがやばい
・あとは猪垣が良い
大体こんな感じのキーワードから話をしました。
僕は間伐材、つまり森林の問題について、そこまで話す事じゃないと思っていました。
自分の中の問題の重要さや、課題のアプローチとして、どうしても猪垣の方がそれに適していると考えているからです。

森林の問題はもちろん深刻ですし、ああして森の中に介入して実態を知らないと、きっと誰も意識しないまま、知らないまま死んでいくのだと思います。
しかもそれが日本中、世界中で起こっている。
僕はどうしても、そこに引っかかりを覚えます。この課題で、このゼミのこの期間で回答しようとするには、あまりにも大きすぎる問題だと思う。
小原さんはすごく大きな力を持っていて、そういう方達がプロジェクトを立ち上げることで、僕みたいな奴はある種安心してしまうのかもしれません。僕にできなくても、きっと何とかしてくれるという感覚でしょうか?
こう考えると、逆に小さくてもできることをしないと!と思うのですが、なんというか、正直森の中を歩いても本当に危ない状況なんだという実感が湧かないというか、頭の中で思っても心からの衝動のようなものがない。単純に考え方が小さいだけなのかもしれないですが、もっと他の見方ができるのではないかと思ってます。

逆に僕がどうして猪垣が印象に残っているのかというと、理由は2つあって
一つめは万足平の猪垣が固有性を持っているということ。
あの見た目もそうですが、素材となる石(黒雲母片麻岩というらしい)も、猪垣が何のためにあって、どう機能してきたのかというのも、あの地域だからこそのものだと思います。
なぜ今回敷地が愛知県のあの山の中なのかを考えたときに、サイトスペシフィックなアプローチを取ることは、後々作品が形を持った時にひとつ強さを持つと思うのです。
僕は、あそこででしかできないようなことをしたいと思ってます。

二つめはあの猪垣が記憶装置として力を持っていること
一日めの夜、飲み会の席で万足平を考える会の河合さんとお話をして、年に7回、その考える会の方達で猪垣の検査をしてるというのを、先週の水曜話したと思います。年に7回というと、およそ50日に一度。しかも回ってみると、結構崩れているものなんだそうです。
猪が激突したりするらしいですが、その度に積み重ね修復する行為が、地域と自然との関わり方の歴史を作っているように感じます。記憶を重ねていくような感覚。自分たちはこうして自然と関わってきている。時に猪を食い、山菜をとり、自然との駆け引きで生きてきたみたいなことを語っているような気がします。
地域特有の関わり方としての行為と、あれだけの石を積み上げ、それを守ってきたということに、言葉で言い表せない強さを感じました。

長くなってしまいましたが、僕は猪垣を推すつもりは今はあまりないです。
思考の仕方として、今こういう風に思うから猪垣が気になってます。というだけです。
これで納得できない人がいたら、何度も説明します。お互いの考えに納得した上で、本当にいいと思える案を出したいと考えています。まだ具体的な話はしなくてもいい気がします。


それから、敷地の模型をつくるのに必要な図面の話です。去年の源ゼミでは、国土地理院から図面を引っ張ってきたらしいです。やり方を教えてもらったので、ちゃんとできるか分かりませんけど、ゼミのPCの方でダウンロードしたいと思います。もしかして誰かもうやってたらそのままよろしくお願いします。

あと、学校にいるときはなるべくゼミ室にいくので、他の人も時間があればいてください。
話込まなくても、軽い感じで話すのでも、ヒントにつながったりすると思うので。

他にも書こうとしていたことがあった気がするのですが、思い出したらまた書きます。
長くなってすみません。とりあえず、皆の考えを聞きたいです。
具体的な話はその後で

藤村






2013年5月12日日曜日

五月十二日 投稿者:惣坊

こんばんは。武蔵野美術大学、建築四年の惣坊航です。
生まれて初めてブログを書くので何をどう書くのか、、、
とりあえず、今出てくることを書きます。

額田を訪れた際にお話を聞いた岩月寿太郎さんです。
直接喋っていませんが、とても人良さそうな人だと感じました。

とにかくまたお会いしたいです。
元気で長生きして欲しいです。



 思うのですが、額田は本当にアクセスしづらいところです。
僕は免許を持っていないので、行きたくてもバスしか足がありません。
それに一日何本も走っているわけではなさそうですし、、、、

 今度額田に行くときは好い石を見つけてきたいと考えています。
額田の石は特徴的で、特に「天恩寺」の石垣で使われていたのは、面白いなと感じました。
以上です

投稿者:惣坊
                                              

2013年5月10日金曜日

5月10日ゼミ日





待ちに待った久しぶりのゼミ日。
みんなで模型なりスケッチを持ってくるのですが
すみません自分は完成してませんでした。
地図を印刷するのが時間かかってしまい;(汗。
今回のゼミで実感したのは自分たちがいかに額田に対しての
思いをそれぞれ相手に見える文章なり言葉にしていなかったと感じます。
猪垣という形にこだわってしまい、その前のことについて
議論を交わしていないことを痛感した。
ホワイトボードにクモの巣上に単語で持って展開することによって
ピースとピースのかかわりが生まれまた新たなピースが出てくる。
1個のピースを今の段階で詰めるのではなく
それぞれのピースを多く展開させることによって
大きな塊になるのではないか。
自分の考えを持ち、相手の考えにただ頭を垂れ乗るのではなく
その考えの肉付けや改善をみんなで行わなければいけないと感じた。
今回ホワイトボードに上げた個々のものに対してそれぞれが
一番深めたいものをそれぞれ調査なり、そこに至った感想を次までに出せるようにしてくる。
もちろん議論も重要だがそれと並行して模型作りに取り組まなければいけない。
場所を限定するのではなく、ある程度の場を内包する大きな模型を作ることによって
それによって、地形を立体的に見ることができ、また場と場のつながりを再確認できる。
来週からは模型+議論で忙しくなってきそうだ。

執筆者:珍田でお送りしました。