2013年6月4日火曜日

原点回帰

火曜ですね、遅くなりました...


なかなか課題を思うように進められず、危機感とともにどうにか現状を打破していかなかればと感じておりますが、はじめに今自分のなかで思うことを書きます。

先週の授業で先生方に言われたことからこれまでを顧みると、たくさんのキーワードや各々の印象を出してそれらの関連性を認識してきたのはいいのですが、そこから具体案を出していく過程において、どうもそれらの言葉を見過ぎて論理的思考が先走ってしまっていて、案が出てもそれが実際具現化し発展していったときのイメージがもてていないという印象があります。
自分たちがこの課題で出したひとつの提案を額田に持ち込んだとき、むこうの人たちの心を動かし、その人たちが能動的に行動を起こすようになり(活性化とは地域の自発性あってのことだと思う)、またそれがその先も継続されうるだろうかを想像してみて、なかなか確信できるところまで至らないのは、やはり論理や言葉に依存してしまっていて、結果として未来までのビジョンを描けない、もしくは描こうとしていないことに原因があるのではないかと思います。
(ここでは極端なことですが)言葉というのは、嘘や空想の世界までも容易に表現できてしまうような負の側面ももっているために、それを主として思考を巡らすと、案を出していざ現実に持ち込もうとしたとき、実はそれは可能性や発展性に乏しいものだったと気づく場合が得てして出てきます。
自分たちが今足踏みしているのはそうした負の側面によるところが大きいのではないだろうかと個人的には感じています。
なのでもっとスケッチなり模型なり具体的なイメージとなる媒体物を多く持ち寄るようにしましょう。

そうしたなか、昨日の話し合いのなかで思い返したのは、この課題が始まって最初に額田を訪れたとき自分たちはいったい何に感動したのか、良い場所だなという印象をもった要因はどこにあるのかをこの段階で改めて書き出して記憶を蘇らせてみようということでした。
昨日集まったメンバーから出たワードは、食事、人、風景、月明かりといったものでした。
これらは自分たち以外の外部の人間も感動しうるものともいえるので、これらを提供したり活用したりするのは有力であると考えています。
新たに個人的にこれは何か使えるのではと思ったのが額田の水や川です。
額田にはお茶、地酒、鮎の放流などの産業がありますが、これらはきれいな水があって成り立つものであり、その意味で水や川は額田の財産であるといえると思います。
実際に自分たちも飲んでみておいしいと感じているので、なかなか説得力をもたせられるのではないでしょうか。
対象とする場所については、今のところ大雨河小学校と猪垣の二つがよさそうという声で固まってきました。
(ちなみに大雨河小では煎茶作りや茶道教室といったお茶に関わる学習をしていたようで、そこには寿太郎さんも協力されていたそうです。どうにかつながりをもたせられたらいいな...)

ここまでキーワードを出したところで、では実際に何をしたいか、できそうかというのを一人ひとり考えてみたら、思ったよりも多く案が出てきました。
何となく流れはよさそうというか打開の兆しとなりそうな気がしてきたので、この後にそれらを現実性をふまえたうえでまとめ、そろそろカタチにしていきたいなと思っています。



あと別の話、もう少し大勢で集まる時間が増えないとペースアップできないから、空いた時間は極力来るとか、ゼミ室にあまり居られない日についてはホワイトボードやメーリスでいつなら来られるのかを伝えるとかして、対策を立ててほしいです。



投稿者:腰痛の陶工




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