2013年7月4日木曜日

プレゼンテーションの原稿(仮)


直したほうが良い箇所があればコメントお願いします。

1、僕らは4月から7人でグループワークを進めて来ました。現地に行き地元の人と関わった上で、僕らが感じ、考え、議論し、まとめたことを発表したいと思います。

2、今回、対象としたのは愛知県岡崎市の額田という地域です。まず、この場所について紹介していきます。岡崎市の人工林面積は総面積の約40%を占め、額田地域においては60%以上が人工林面積となっています。また、人口は減少傾向にあり世代別人口割合を見ると約20%が65歳以上で高齢化が進行しています。

3、額田における問題は森林問題とそれに伴う山村過疎問題です。先に挙げた人工林面積が多いことも、人口が減少傾向にあることもこれらの問題によるものと考えます。この地域では問題へのアプローチとしていくつかの活動が行われているので紹介したいと思います。

4、まず、僕らがこの課題をやるきっかけとなった天使の森プロジェクトについて紹介します。小原木材という材木業や建設業を行なっている社長さんが放置林が増えたことによって崩れてしまった生態系を100〜200年スパンで自然林に戻していく森林再生の活動です。次に森林組合は伐採や、それに伴う林道を作ったりしています。岡崎市では農林業従事者の割合が0,2%で個人の力で森林の手入れをしていくことが困難な状況にあるので組合を作り作業している。これら二つの活動は森林問題に対してアプローチしています。
  また、万足平を考える会は、昔からある猪垣を額田の人々が有志で集まり、修繕、保存といった活動をしています。じさんじょの会は茅葺屋敷を拠点に宿泊、田植え、餅つきなどのイベントを一年を通して行なっています。これらは山村過疎によるコミュニティの消失の問題に対してのアプローチと考えています。

5、紹介した額田にある活動と関連付けて額田の素材を用いたり、交流の場を設けることで額田をつなぎ、人を呼び込める場、”きっかけ”の場を考えました。

6、天使の森プロジェクトと絡ませて天使の学校と名付け、僕らの考えをまとめました。廃校となった大雨河小学校と額田にある活動などを繋げる交流の拠点にしたいと考え、森林問題、山村過疎問題について考慮しつつ、額田地域における交流の場になるように考えました。ゾーニングからの話は藤村からします。

7、左が元々の小学校の図面で右が変更後の図面です。西側の入口を動線のメインとして考え、本校舎にカフェ、ギャラリーなど、誰でも使える要素を入れ、奥に工房を配置しました。元体育館はその広さを生かして、ワークショップなどの場所にし、それぞれの建物、空間を回遊できるようにデッキでつなぎ、デッキでも交流スペースになるように考えました。

8、デッキ

9、カフェ

10、工房

11、ギャラリー

12、天使の学校が交流の拠点となり、額田だけではなく遠方からも人が集まって来ることを想定しているが、、

13、このように額田にある活動にも様々な人が関わっていくようになり、額田全体が活発になっていけば良いと思っています。


荒井

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